誤字や脱字や誤用が気になって作品にのめり込めないという気持ちはある程度わかる。
なので件のRT、つまり誤字脱字誤用が気になってしまう人の1.2万ちょいリツイートされてる方と、その何日か後にツイートされた、これまた1.2万ちょいリツイートされてる「字書きに厳しすぎる」旨のツイートを見てとりあえず文章表現に関する地雷は結構あるのではないかと思い、狂ったように思いつく限り「地雷」の種類を思いついてツイートしたのですが、スレッド形式にしなかったため時間経つと結構見つけにくくなるのでとりあえずまとめます。
文体地雷は新しい
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月19日
「ら」抜きで死んでそう
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月19日
そう、件のRTをした後に思いついてツイートした。文体の地雷、ありそうでなかった発想。
改行地雷、比喩地雷、反復地雷、倒置法地雷
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月19日
レトリック地雷は結構居そう
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月19日
誤用地雷から派生して誤変換地雷、ミスタイプ地雷
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月19日
体言止め地雷、折句地雷、列叙法地雷、冗語法地雷、畳語法地雷
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月19日
改行地雷、改行多用型地雷か改行皆無型地雷かのどちらかに分類される
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月20日
変換地雷、「そこは漢字使え」となりそう
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月20日
変換地雷は漢字の開き具合で細かく分類できそう
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月20日
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月20日
押韻地雷
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月20日
擬人法地雷
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月20日
緩叙法地雷
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月20日
比喩地雷となると、隠喩直喩換喩などなど様々な地雷に分類される
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月20日
地雷がゲシュタルト崩壊を起こす
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月20日
ゲシュタルト地雷
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月20日
人称に関しても地雷は発生しそう。特に二次となると
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月20日
視点地雷
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月20日
誤用地雷はもう誤用警察の域では
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月20日
誤字地雷、脱字地雷、衍字地雷
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月20日
中黒を三点リーダとして使う文体を地雷とする中黒地雷
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月20日
補足。或いは、「三点リーダの数を偶数で統一しない」「、、、地雷」「。。。地雷」「///地雷」などなど。
そうだ誤植地雷の存在を忘れていた
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月21日
まぁウィキの修辞技法の項見て思いつく限り並べて見ただけです。
キリがない。レトリックの数だけ地雷がある。組み合わせて君だけの文体地雷を作ろう pic.twitter.com/UH6LFMeWQD
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月19日
最終的にこうなる。
ただ、件のRTが言っているのはプロ作家の文脈ではないので、同人小説をあんまり読まない私にはそこまで踏みこめる立場がない。
高校の時はクビキリサイクルの文体が地雷だった
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月20日
「舞城王太郎 地雷」 検索
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月20日
「近代小説が地雷です」「海外小説が地雷です」
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月21日
「野崎孝訳のライ麦畑は口調が山下清だから読みにくい。村上春樹訳の方がまだ良い」
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月21日
まぁプロ作家の文体であっても地雷はあるんだろうなぁって。
いわゆる「言葉の進化」「言葉の変化」辺りが地雷であるという人もいるかもしれない
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月21日
槍玉に挙げられやすい「ら抜き言葉」が地雷というのもあるかもしれない。地雷と表現するよりは、「物語に集中できないレベルで気になってしょうがない」のかもしれない。ただ、言葉そのものは常に変化するので、アレですね、いわゆる若者言葉や略称を文章に盛り込むことが苦手な方もいるでしょう。私が所蔵して居た文芸研のメンバーが書いていた小説にも「それな」とか使われてましたし。私自身は特にキャラ付けの一環とかでもない限りそういった表現は使いませんが、読む分には全然気にならない感じですかね。
「近代小説が地雷です」「海外小説が地雷です」
— [ ◆ ] (@SlSweep0775) 2017年8月21日
この辺りは遊び感覚ネタ感覚で「地雷」という言葉を使っているので、地雷というよりは「苦手」と表現する方がよろしいかと。
どちらかというとこれまであまりバズるほどの議論がされていないような気がする「字書き」「文字書き」という表現かな……。せいぜい「物書き」が許容範囲といいますか。「絵描き」という呼称を文章書いてる人にそのまま適用したのだと推測されるけども、何かが違う。何が違う?さぁ?はて?
ところで「脱字」の反対、対義語は「衍字」です。脱字の意味がわかるならばおわかりかと思いますが、「思いまます」みたいに文字が多い感じのやつです。
マイナーですよね、初見では読めなさそう。