前回
に引き続き適当にチョイスして動画貼りつつインストバンドについて紹介していこうと思います。
1inamillion
わんいんあみりおん。多分。
ギターギターベースドラムの4人編成。
先日Apple Musicで音楽を探しているとNew Musicの項目にこの名前があった。聴いてみたらインストだった。見事に引き込まれた。ドラムもギターもヤバい。
このティザー見てもわかる通り。
ライブ動画もあった。楽器のことは全くわからないがめちゃくちゃカッコいい。後述するCARNIVALと系統的には同じ線を行っているところはある。疾走感と言うかその辺り。
紹介文にエモーショナルって文言があったけど、間違いない。エモーショナル。エモい。新曲のApril Aprilはいいぞ。ぜひ聴いてほしい。
CARNIVAL
かーにばる。1inamillionと同じくギターギターベースドラムの4人編成。
結成は2013年。今も活動中……ではあるけど、私の観測範囲内で聴けたのは2015年リリースの1stアルバム「LIFEWORKS」だけ。お気に入りはGHOSTとDESTROYER。
ライブ映像はあった。ほんと、楽しそうな演奏するよなぁ。個人的に音が好みなので今後に大いに期待したいインストバンドの一つである。疾走感もある。曲調は明るくて、派手ではないけど感情に揺さぶりをかけてくるのがすごくいい。
1inamillionもそうだけど結成は吉祥寺らしい。吉祥寺かぁ……吉祥寺ね……うん……私は福岡在住なので全く土地勘がない。申し訳ない。
ぽりぷらす。
インストジャズバンド。だと思う。フュージョンとジャズの区別が全くついていないのでこの辺の間違いはご愛嬌ということで。
キーボード、ベース、サックス、ドラム、ギターの5人構成だが……メンバーがすごい。サックスはカルメラ、ドラムは175R、ギターはNeighbors Complain、キーボードとベースはJABBERLOOP、うちキーボードはfox capture planと兼任という夢のようなメンツ。
結成自体は2014年だけど、今年になって突然シングル「release」を発表。1曲目の「limiter」はMVもある。
はぁ~カッコいい。
発表してるのはこれを含めたシングル収録の3曲だけ。
そして9月にとうとうアルバム「debut」がリリースされる。そのうちの一曲である「m'n'dass」が先行配信中。MVもあるよ。
やっぱり良い。
今後の活躍に期待したい。
palitextdestroy
ぱりてきすとですとろい。
最初に言いたいのが、多分エモさで言えば抜群なんだよなってこと。
主に名古屋で活動してる。ギター、キーボード、ドラムの3人構成。ベースがいないんですよ、ベースレス。珍しいなぁと思った。
とにかく転調が激しい。一曲の中で曲調もテンポも雰囲気もガラッと変わっちゃう。それが二転三転する。最初は静かな雰囲気だったのが一転して激しくなったり。とにかくいろんな曲をごちゃ混ぜにしたような曲が多い。
アルバム「cat or die」より。
MVにまでエモさが溢れている。一つの物語が3:38に。こういう話を書いてみたい。
で、アルバム「twilight」のアルテマって曲が一番のお気に入りですかね。動画は探したけどなかった。itunesにはあるので聴いてほしい。
ちなみに今年1stフルアルバム「samsara」をリリースした。Apple Musicにもある。
「samsara」より。
いいでしょいいでしょ、エモさ抜群でしょ。転調は比較的少なめの曲なのだが、このアルバムに収録されている「百合」は必聴。ふと外を全力疾走したくなるくらいのエモーショナルさを感じてほしい。
じずー。私は最初「じずえ」ってそのまま読んでたけど違う。じずー。
京都を中心に活動。ベース、ドラム、ギター、ピアノの4人構成。
5枚のフルアルバムを出してるが、メジャーデビューは2017年、ミニアルバム「grassroots」で果たした。
アルバム「story」より。
ピアノジャズが主だけど、ロックもラテンも入ってる。いわゆるミクスチャー系(?)変拍子が炸裂しまくるのも魅力の一つ。とにかくノれる踊れる。バラードもいい。
あと時々ゲストボーカルが入る。
ボーカルが入ったら入ったでこれがまた良かったりする。
アルバム「journal」より。これが気にいってる。あと「Bookshelf」のEnもいい曲。
アルバムタイトル自体は「Bookshelf(本棚)」「novel(小説)」「journal(日記)」「shiori(栞)」「story(物語)」などなど、本に関係したアルバムタイトルだった。ただ、メジャーデビューアルバム「grassroots(草の根)」からその法則もなくなったっぽい。最新アルバム「ROOM(部屋)」からしてもどうやらそうらしい。曲名も、「shiori」までは1曲目が「intro」で、「story」では「Prologue」だったけど、「grassroots」は「grass」だった。「ROOM」は「to enter」だけど……アルバム1曲目としてのスタンスは、そう変わっていないかもしれない。
ある日Twitterを見ているとトレンドにjizueの名があったので何事かと思ったらフジロックに出ていた。調べてみたら2014年にはカナダでツアーをやっていて、その翌年にはインドネシアのフェス出演に中国ツアーもやっていて、京都どころか日本を飛び出して海外でまで活動してるってんだから驚きだった。
ichikoro
いちころ。ギターギターギター、ベース、キーボード、ドラムの6人編成。
一言で言うと、よくわからん。いやこれはもちろん良い意味で。
トリプルギターってとこがなんというか惹かれる。シングルとして「ichiroove」があるけど配信限定。Apple Musicでも聴けるよ。2曲目のichigekiが好き。でも1曲目のWagerもいいんですよ、メンバー6人がそれぞれ思い思いの演奏をしていて、それが上手く組み合わさってる。それが奇跡的なくらいまである。
今年3月に彼らは出てきてシングルを発表。SNSで話題になってたらしい(そこまでアンテナ張ってなかったので話題の規模は不明)。
そして注目すべきは彼らのビジュアル。「ichiroove」のジャケ写からも垣間見えるけど、
このサイトを見てほしい。メンバー紹介の部分。メンバーは全員キャラクターとしてイラストが描かれている。ある意味バーチャル要素も含んでいる。けど、普通にライブなどにも出演してる。ので人は出てくるけど、同じくメンバーがキャラクターで描かれている海外のバンドGorillazもそんな感じなので音楽の世界にもバーチャルがやってきている感じはある。
バーチャルでインストバンド……要素の掛け合わせがなんというか、独特だなぁって。
キャラクターとしての要素が今後どのように生かされていくのかは注目していきたいところ。
今回は以上。なんかロックとピアノ中心に紹介してる感じになった。まあいいや。次回もお楽しみに。
【追記】
第3回を一年ぶりに更新しました